2006年07月
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›11 20, 2004
平成8年4月分
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B
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- 若夫婦 男の子供二人つれて シャボン玉吹く 子供はシャボン玉を追いかけ 空を仰ぎ 手をたたく
- 湖面の中心に穴を開けて 何を研究しているのか 全員首を下げ 氷とにらめっこしている
- 昨日、今日と気温6度 氷も所々ヒビが入り 溶けるのは四月の何日頃になるだろう
- 男女の幼児 砂でままごと 二十年後は 頼もしいカップル 一組
- 雪解けし若妻と子供 自転車で抜いたり抜かれたり 子供は負けて大きな声を出して 泣き出す散歩道
- 四月初めと言うのに 風は冷たく もくもくと走る少年一人
- ガケの野菜園より 小さな山花を取る老夫婦 我 注意しようとするが 勇気なし
- 我 五十八年前 母をなくし 朝に手を合わし イガグリ頭を下げ 丈夫な身体をくれて感謝する
- 我 母の二倍も生きて 母へのお返しは 生きる道 涙 涙 涙
- みぞれ雪 今日は幼稚園の入園式 新品の服を着て引っ張られて行く 若夫婦
- 新一年生 ピカピカ服にランドセル背おって 帽子はあみだにかぶり 何を夢みて走るのだろう
- 新入生に学校 面白いと聞けば 面白いと 手をつなぎ大手を振ってさって行く 我も遠い孫の顔が浮かぶ
- 氷解けし散歩道 捨てられし半年の塵 我せっせと拾う 今の世は「さかさま世」我腰の痛みを案じる
- 美しい服を着た老夫婦 散歩道をゆうゆうと行く 古い服を着た老人は、ビン・カン・紙を拾ってはゴミ箱へ 我考える・・・これでいいのかと?
- 歩こう会の話に花が咲いて 今年も歩く事、口約束の友に 楽しみがつのる
- ようやく春採湖の氷も解け 大ガモ夫婦鳴きながら 愛を確かめ合う ヨシの中
- 空は曇り風は生ぬるく 水鳥の鳴く声 遠くに聞こえる
- 四月のなまり色の空 春採湖に雪が降る 水鳥が点々と頭をたれ 湖とにらめっこしている
- 水鳥も 食を求めて春を待つ 共に生きている姿を見つめているようだ
- 北風に押されてまいとして 頭を下げて背に向け 懸命に生きるカモメの 群れ
- 水鳥の春 水面に空に生きる喜びを 身体一杯に満喫しているようだ